- 隊商での衣替えと玉葉妃の妊婦服の謎
- 後宮で流行した香油に含まれる危険な成分
- 静妃の死と後宮に潜む陰謀の可能性
『薬屋のひとりごと』第26話では、後宮に訪れた隊商とともに、さまざまな謎が浮かび上がります。
玉葉妃の衣替えに違和感を抱く猫猫。さらに、後宮で流行する香油には妊婦に有害な成分が含まれていました。
隊商で何が売られていたのか? そして、それを持ち込んだ者の意図とは?
物語の終盤、静妃の死が伝えられ、毒の影が浮かび上がります。果たして、後宮に潜む陰謀とは……?
隊商の衣替えと猫猫の疑念
翡翠宮では、紅娘の指示のもと、衣替えが行われていた。
古い衣服を片付け、新しいものを隊商で買いそろえるのが恒例となっている。
水晶宮でも梨花妃が侍女頭の杏に買い出しを命じていたが、その最中、杏は診療所からの伝言を受け取り、表情を曇らせる。
一方、猫猫が玉葉妃の元を訪れると、そこには買い物を終えたばかりの衣服が山積みになっていた。
玉葉妃は「買いすぎた」と苦笑していたが、実際には他の妃たちの方がよほど買い込んでいた。
買い物を終えた衣服を整理する猫猫は、ある違和感に気づく。
なぜか、妊婦が着るような衣服ばかりが揃えられている……?
当然ながら、玉葉妃の懐妊は正式には発表されていない。
だが、もし意図的に妊婦向けの衣服ばかりを用意していたとすれば、何かを隠そうとしているのではないか?
それとも、これは単なる偶然なのか……?
猫猫の胸に、漠然とした疑念が芽生え始めるのだった。
後宮で大流行した香油の危険性
隊商が去った後、後宮では香油が爆発的な人気を集めていた。
妃や侍女たちはこぞって香りを楽しみ、衣服にまで香油の匂いが染みついているほどだった。
しかし、猫猫はその香りを嗅いだ瞬間、顔をしかめる。
猫猫は水晶宮へ向かい、侍女たちの服の匂いを確かめて回る。
その行動に驚いた侍女たちは、戸惑いながらも協力する。
やがて猫猫は、今回の隊商で売られていた香料や精油には、妊婦にとって有害な成分が含まれていることに気づく。
これは単なる偶然なのか? それとも、何者かが意図的に仕組んだものなのか?
猫猫の脳裏には、かつての「鉛入りのお白い」事件がよぎる。
後宮内に、再び毒を持ち込もうとした者がいるのではないか……?
もしそうなら、その標的は一体誰なのか?
猫猫は慎重に香油の出どころを探る決意をするのだった。
隊商が長期滞在した理由と異国の特使
隊商の滞在期間が、例年よりも長いことに気づいた猫猫。
なぜ今回は、これほどまでに長く滞在しているのか?
その理由を知るきっかけは、思わぬところから訪れた。
玉葉妃から小遣いをもらい、猫猫と小蘭は市場へ買い物に出かける。
そこで猫猫は茉莉花茶を見つけ、「これください」と手を伸ばした。
だが、同じタイミングでもう一人、同じ茶葉を求める声がする。
そこにいたのは、謎の侍女・子翠だった。
彼女は小蘭とも顔見知りで、偶然の再会を喜び合う。
その流れで、三人は医局へ向かい、毛毛に会うことになった。
医局では、隊商の長期滞在についての話題が持ち上がる。
今回の隊商の滞在が長引いているのは、近々異国から特使が訪れるためだという。
特使がどのような目的で来るのかは明かされていないが、猫猫は「異国の特使」と「香油の件」に何か関係があるのではないかと考え始める。
そんな中、子翠がふと口にした。
「最近、北側で変な匂いがするんだけど……」
子翠は虫の絵を描くために北側へ行くことが多かったらしいが、その際に異様な匂いを感じていたという。
この違和感は、ただの偶然か? それとも、新たな事件の兆しなのか?
猫猫は、隊商と異国の特使、そして香油のつながりを探り始めるのだった。
静妃の死と後宮に渦巻く陰謀
後宮で流行する香油の危険性を探る猫猫。
香油の成分から見えてきたのは、妊婦に有害な成分が含まれているという事実だった。
もしこれが意図的に持ち込まれたものであれば、標的となるのは一体誰なのか?
そんな中、猫猫は厨房で茉莉花茶を飲みながら思考を巡らせていた。
そこに現れたのは壬氏。
「茉莉花茶にはどんな効能がある?」と問いかける壬氏に、猫猫は何気なく答える。
「いい効果もあるけど、男性の不妊にも作用するよ」
その瞬間、壬氏の表情が微かに変わる。
そして茉莉花茶を一口飲み、「好みではない」と言い残して去っていった。
その直後、高順が現れ、衝撃的な報せを告げる。
「中級妃・静妃が亡くなった」
猫猫は瞬時に思考を巡らせる。
死因は毒なのか?
もしそうなら、誰が、何のために?
猫猫の頭の中で、これまでの出来事が繋がり始める。
妊婦に有害な香油、異国の特使、そして静妃の死……。
これは偶然ではなく、後宮に渦巻く陰謀の一端ではないか?
猫猫は静妃の死の真相を探るため、新たな行動を開始するのだった。
まとめ|隊商の異変と後宮の闇
今回の隊商は、例年とは異なる様子を見せていた。
衣替えの時期に合わせてやってきたものの、妊婦向けの衣服ばかりが揃えられていた。
さらに、後宮で流行した香油には妊婦に有害な成分が含まれていたことが発覚。
隊商の長期滞在は、異国の特使が来ることと関係があるとされていたが、その裏には別の目的があったのではないか?
そして、静妃の死。
これは偶然の出来事なのか? それとも、隊商の異変とつながっているのか?
猫猫は、後宮に渦巻く陰謀の影を感じ取っていた。
妊婦向けの服、香油の毒性、そして静妃の死……。
全てのピースを繋ぎ合わせたとき、そこにはどんな真実が待っているのか?
猫猫の探求は、次なる局面へと進んでいく――。
- 隊商で衣替えが行われる中、玉葉妃の衣服に違和感を抱く猫猫
- 後宮で流行した香油には妊婦に有害な成分が含まれていた
- 隊商の長期滞在は異国の特使の訪問と関係があった
- 子翠が北側で「変な匂い」がすると話し、猫猫が気にする
- 静妃が突然死し、毒の可能性が浮上する
- 猫猫は後宮に渦巻く陰謀の存在を疑い始める
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